泉 直菜

こどもへの思いを、事業の土台で支える。

セールスオペレーション

泉 直菜 Nana Izumi

 

サーキュラーデザインラボに関わる泉直菜さん。サーキュラーデザインラボは、企業や自治体から出る未利用資源を、段ボールや印刷物などの資材として活用し、日常の調達の中で循環が続く仕組みをつくる事業です。泉さんは業界・職種ともに未経験の状態からネッスーに入り、現在は受発注業務を中心に、事業の運用を支える役割を担っています。
子育てと両立しながら、日々の業務を一つずつ理解し、できることを広げている泉さん。幼少期からこどもと関わる機会が多く、自身の家庭環境や身近なこどもとの別れを通じて、こどもが置かれる環境について考えるようになったといいます。最近は、お子さんと一緒にいろいろな公園をめぐる時間も大切にしているそうです。
今回は、泉さんがサーキュラーデザインラボで担っている役割や、直接こどもと関わる事業ではない領域に向き合う理由について伺いました。

 

未経験から、事業の現場に入る。

Q. 現在の役割について教えてください。

泉:サーキュラーデザインラボでは、受発注業務の引き継ぎを中心に関わっています。資材の注文を受け、取引先や社内の担当者と調整しながら、納品までの流れを理解している段階です。
たとえば受発注といっても、単純な作業ではありません。取引先との調整や納期の確認、在庫の状況などを見ながら進める必要があります。
まだ全体を把握しきれているわけではありませんが、少しずつ流れが見えるようになってきています。今は業務を覚える段階ですが、将来的には営業側にも関われるように、理解を広げていきたいと思っています。

 

こどもと関わってきた経験が、仕事の原点にある。

Q. これまでの経験で、今の仕事につながっている原点はどこにありますか?

泉:振り返ってみると、これまでの人生でこどもと関わる機会がとても多かったと思います。空手やバスケットボールを通して教える立場になることもありましたし、大学も教育学部だったので、実習を通して日常的にこどもと関わっていました。
海外でこどもたちに関わる経験もありましたし、自分自身の家庭環境の影響もあります。そうした経験もあって、「こどもがどういう環境で育つのか」ということは、ずっと考えてきたテーマでした。

 

原体験が重なった瞬間。

Q. ネッスーの事業との接点を感じたのは、どんなときでしたか?

泉:中高生の頃に、虐待や少年犯罪のニュースを見て、「どうしてこういうことが起きるんだろう」と考えることが多かったです。その背景に家庭環境や貧困があることを知って、こどもの育つ環境が将来に大きく影響することを意識するようになりました。
また、身近で関わっていたこどもを病気で亡くした経験もあり、自分の中で強く印象に残っています。それまで当たり前だった日常が変わることもあるという現実に触れて、「こどもに関わる仕事をしたい」という思いがより明確になりました。
ネッスーの事業を知ったときに、これまで自分が感じてきたことと自然につながった感覚がありました。

 

迷いよりも、「やる」という選択。

Q. ネッスーに関わると決めたとき、迷いはありましたか?

泉:仕事自体に対して大きな迷いはなく、「ここでやる」と決めたらやりきろうという気持ちでした。
ただ、スタートアップ企業という環境の中で、家庭との両立ができるのか、経験がほとんどない自分がやっていけるのかという不安はありました。
それでも、「やりたい」と思える気持ちの方が大きかったので、自然にこの選択をしていたと思います。

 

事業の仕組みを、一つずつ理解していく。

Q. サーキュラーデザインラボの仕事で「簡単ではない」と感じることは何ですか?

泉:一番は、事業の仕組みそのものを理解することだと思います。
もともとこの領域は経験がなかったので、取引の流れ自体も初めて知ることばかりでした。誰がどの役割を担っていて、どこで調整が発生するのかを理解しないと、目の前の業務もうまく回せないと感じています。
また、少人数で動いているので、一人ひとりが複数のタスクを持つことも多く、状況に応じて優先順位を変えながら進めていく必要があります。
最初は分からないことが多く、戸惑う場面もありました。ただ、少しずつ理解できるようになる中で、業務同士のつながりが見えてきました。

 

直接ではなくても、事業を支える役割がある。

Q. サーキュラーデザインラボに関わる中で、見えてきたことはありますか?

泉:サーキュラーデザインラボの仕事は、直接こどもと関わるわけではありません。なので、最初はこどもを支援しているという実感が湧きにくい部分もありました。
ただ、ネッスーの事業全体の中では、会社が事業を続けていくための土台の一つになっていると感じています。直接的ではなくても、裏側から事業を支えている感覚や、自分の関わりがネッスー全体につながっている実感は、少しずつ持てるようになってきました。

 

根っこにあるもの。

Q. 難しさがある中でも、この環境に関わり続ける理由は何ですか?

泉:やっぱり、自分の中にある根っこの部分だと思います。
こどもに関わる課題に対して何かしたいという気持ちは、これまでずっとありました。その延長に、今の仕事があると感じています。
大変だと感じることはありますが、「嫌だな」と思うことはあまりありません。むしろ、考え続けたいと思えるテーマに関われている感覚があります。
まだできることは限られていますが、その中でも少しずつ任される範囲が広がっている実感があります。それが、やりがいにもつながっています。

 

分からなくても、一歩踏み出せるか。

Q. これから入社を考える方へメッセージをお願いします。

泉:経験があることも大事だと思いますが、それ以上に「やってみたいと思えるかどうか」が大切だと思っています。
私自身も未経験で入っていますが、その分、学べることは多いと感じています。固定観念がないからこそ、吸収できることもあると思います。
不安があっても、一歩踏み出してみることに意味があると思います。